Japanese
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実践講座 知っておきたい薬の知識・6
筋骨格系の薬剤
Medication for musculoskeletal disease―NSAIDs, DMARDs, drugs for spasticity.
藤井 健司
1,3
,
道免 和久
2,3
Kenji Fujii
1,3
,
Kazuhisa Domen
2,3
1亀田総合病院リハビリテーション科
2兵庫医科大学リハビリテーション医学教室
3NPO法人リハビリテーション医療推進機構CRASEED
1Department of Rehabilitation Medicine, Kameda Medical Center
2Department of Rehabilitation Medicine, Hyogo College of Medicine
3Organization for Clinical Rehabilitation with Advanced Science and Effective Education
キーワード:
非ステロイド抗炎症剤
,
抗リウマチ薬
,
抗痙縮薬
Keyword:
非ステロイド抗炎症剤
,
抗リウマチ薬
,
抗痙縮薬
pp.1069-1074
発行日 2006年11月10日
Published Date 2006/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100412
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はじめに
最近の筋骨格系疾患における治療は,関節リウマチなどのように疾患によって目覚しい変化がある.また,脳血管障害などに伴う痙縮にも,薬物療法だけでなく新しい治療法が導入され,適応となる症例が増えつつある.このような臨床における治療の変化のなかで,今後はリハビリテーションの場面でもこれらに関連した治療薬の基本的な作用機序や使用方法,主な副作用ならびに禁忌などについての知識が求められる機会が増えてくると思われる.
本稿では,非ステロイド抗炎症薬,抗リウマチ薬,抗痙縮薬について,リハビリテーションの場面で遭遇する頻度の高い薬剤について主に解説する.
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