Japanese
English
特集 介護予防をめぐって
閉じこもり予防
Prevention of homeboundness and its outcomes.
新開 省二
1
Shoji Shinkai
1
1東京都老人総合研究所社会参加とヘルスプロモーション研究チーム
1Research Team for Social Participation and Health Promotion, Tokyo Metropolitan Institute of Gerontology
キーワード:
閉じこもり
,
介護予防
,
タイプ1
,
タイプ2
Keyword:
閉じこもり
,
介護予防
,
タイプ1
,
タイプ2
pp.1041-1045
発行日 2006年11月10日
Published Date 2006/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100408
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はじめに
「閉じこもり」は加齢による影響を強く受ける生活像であり,年齢が80歳を越える頃から急増する.その意味では人の老化の一側面ということができる.しかし,閉じこもりがちな生活を続けていると,生活の不活発から「廃用性」に心身の機能が減弱し,生活機能が落ちてくる.したがって,閉じこもりの予防は,要介護状態化を防ぐうえで重要な課題である.
本稿では閉じこもり研究の現状と課題を整理し,それらを踏まえた閉じこもり予防について述べる.
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