巻頭言
在宅のリハビリテーションは「展開期」では?
長谷川 幹
1
1桜新町リハビリテーションクリニック
pp.921
発行日 2006年10月10日
Published Date 2006/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100386
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リハビリテーションは脳卒中などをイメージして,大きく急性期,回復期,維持期と分けられ,発病間もない時期を急性期,回復期リハビリテーション病棟時期を回復期,退院後の在宅時期が維持期のように捉えられ,回復期,維持期は機能面に焦点が当たっているように思います.急性期に対応する言葉として亜急性期,慢性期であるとの意見などありますが,ここでは「維持期」の言葉に焦点を絞りたいと思います.
アメリカでは,1970年代に自立生活運動が展開され,最近Disable personの呼称をChallenged personと変更するまでになりました.
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