焦点 寝たきり老人の看護に関する研究[2]
座談会
老人看護の現状と今後の課題
田島 桂子
1
,
高原 敏夫
2
,
中島 紀恵子
3
,
佐藤 美穂子
4
1聖隷クリストファー看護大学
2株式会社さんいくライフ
3日本社会事業大学
4日本看護協会・訪問看護開発室
pp.506-515
発行日 1992年12月15日
Published Date 1992/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900101
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田島(司会) 本日は,それぞれの専門領域で,老人看護に実際に携わっておいでの先生方にお話しを伺い,その現状を踏まえながら,これからの老人看護への取り組みの方向性を考えてみたいと思います。
1990年1月にゴールドプランが打ち出されて以来,21世紀の高齢化社会に向けて政府は,社会資源の適正配分や保健,福祉事業の活性化を図るために,さまざまな計画を策定しています。その一環として,本年(1992年)4月から訪問看護制度が発足し,さらに明年2月には,老人福祉計画がスタートする予定です。
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