紹介
性的マイノリティへの理学療法を適切に実践するために性をSOGIから捉える
中西 純
1,2
,
喜多 一馬
3
Jun NAKANISHI
1,2
,
Kazuma KITA
3
1ウィル訪問看護ステーション江戸川
2筑波大学大学院人間総合科学学術院人間総合科学研究群リハビリテーション科学学位プログラム博士前期課程
3株式会社PLAST
キーワード:
LGBT
,
SOGI
,
理学療法
Keyword:
LGBT
,
SOGI
,
理学療法
pp.490-491
発行日 2024年4月15日
Published Date 2024/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203433
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はじめに
近年,性の多様性に関する社会の理解が広がりつつある.本稿を執筆している2023年3月現在,全国自治体の同性パートナーシップ制度(申請をした2人が「生活をともにするパートナーである」と公的に認める認定制度)は,人口カバー率が約65.2%にもなっている1).本稿では,こうした社会状況に即した理学療法に必要なSOGIという概念を紹介し,理学療法とのかかわりや展望を述べる.
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