特集 運動器理学療法をどう捉えるか—統合的戦略で自らの思考の枠を乗り越える
運動器理学療法におけるクリニカルリーズニング
白尾 泰宏
1
Yasuhiro SHIRAO
1
1今村総合病院スポーツ整形外科リハビリテーション
キーワード:
クリニカルリーズニング
,
生物心理社会モデル
,
問診
,
コミュニケーションスキル
,
内省
Keyword:
クリニカルリーズニング
,
生物心理社会モデル
,
問診
,
コミュニケーションスキル
,
内省
pp.1033-1037
発行日 2023年9月15日
Published Date 2023/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551203176
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
●患者を生物心理社会モデルとして理解することが重要である
●クリニカルリーズニングでは,組織の治癒過程を理解し,問診から仮説立案,客観的評価でその仮説検証を行い,患者に仮説を説明し,経過に合わせて修正を加えながら治療展開する
●理学療法士は,その結果に対し内省を繰り返しながら,正確かつ応用可能なクリニカルパターンを構築する
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.