連載 診療参加型臨床実習・第12回【最終回】
卒後研修・生涯学習からみた診療参加型臨床実習の展望
斉藤 秀之
1
Hideyuki SAITO
1
1公益社団法人日本理学療法士協会
pp.1368-1372
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202521
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はじめに
本連載は,理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則(以下,指定規則)の改正などに込められた社会の要請に応える診療参加型臨床実習について,形式的な定義や指導方法の細部に拘泥するのではなく,本質を理解することを目的としている.そのなかで,「卒後研修・生涯学習からみた診療参加型臨床実習の展望」が筆者に与えられたテーマである.そこで本稿では,職能団体である公益社団法人日本理学療法士協会(以下,協会)がめざす卒後研修制度となる新生涯学習制度を踏まえて,理学療法士免許取得前に行われる診療参加型臨床実習に期待する枠組みや内容について提言する.
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