特集 疼痛に対する最新の理学療法—治療効果を最大化するための理論と実践
急性痛の慢性化予防のための理学療法
平川 善之
1
,
内藤 卓也
1
Yoshiyuki HIRAKAWA
1
,
Takuya NAITO
1
1福岡リハビリテーション病院リハビリテーション部
キーワード:
急性痛
,
遷延性術後痛
,
感作
,
患者教育
,
活動日記
Keyword:
急性痛
,
遷延性術後痛
,
感作
,
患者教育
,
活動日記
pp.1171-1177
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202071
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Point
●急性痛の慢性化には患部の炎症状況のみでなく多因子が関与する
●急性期からの疼痛推移に注意し,患者への適切な情報提供と患者教育が重要である
●急性期からの活動向上段階では,活動日記などを用いて疼痛の推移に注意しながら活動量を向上させることが重要である
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