Japanese
English
紹介
ICD,ICF,ICHI,そしてAI
ICD, ICF, ICHI and AI
丸田 敏雅
1
,
松本 ちひろ
2,1,3
Toshimasa Maruta
1
,
Chihiro Matsumoto
2,1,3
1聖徳大学
2日本精神神経学会ICD-11委員会
3上智大学
1Seitoku University, Matsudo, Japan
2The Japanese Society of Psychiatric and Neurology
3Sophia University
キーワード:
ICD-11
,
ICF
,
ICHI
,
AI
,
Medical fee
Keyword:
ICD-11
,
ICF
,
ICHI
,
AI
,
Medical fee
pp.417-427
発行日 2018年4月15日
Published Date 2018/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405205579
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抄録 WHOはICD,ICFおよびICHIによるデータ収集と解析により今後の保健施策の決定を行うことを目標にしている。本稿ではこれらのうち本邦ではまだ紹介されていないICHIβ版の精神関連分野について紹介した。ICHIβ版は「身体システムと機能における介入」,「活動と参加領域における介入」,「環境における介入」,「健康関連行動における介入」の4つのセクションから構成されている。精神分野に関係するものとして,「身体システムと機能における介入」には精神機能(AS),全般的精神機能(AT),個別的精神機能(AU)がある。
本稿では精神科臨床でよく遭遇する反復性うつ病性障害と統合失調症に対してICD-11β版,ICFおよびICHIβ版を運用してみた。
また,これら3つの分類の運用についてはAIの活用は不可欠であると思われ,その点も考察した。
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