学会印象記
—第5回日本スポーツ理学療法学会学術大会—スポーツ理学療法学の新たな起点として
田村 耕一郎
1
1広瀬医院リハビリテーション部
pp.379
発行日 2019年4月15日
Published Date 2019/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201511
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●学術大会の概要
去る2018年12月8,9日,日本大学百周年記念館にて第5回日本スポーツ理学療法学会学術大会が開催されました.
小林寛和学術大会長(日本福祉大学健康科学部)のもと「スポーツ理学療法の可能性」をテーマに各プログラムが行われました.「障がい者スポーツ」,「子供」,「地域」,「機能評価」が主題に掲げられ,一般演題を含め96題が発表されました.主題テーマはいずれもスポーツ領域における理学療法士の社会的ニーズを反映したものと言えます.また,講演ではスポーツ障害予防研究活動から,地域の活動事例,国際的動向について語られました.全体を通して,スポーツを取り巻く現状に対する「理学療法の可能性」を具体的にイメージできるプログラム構成でした.
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