卒業論文のひろば
認知症の非薬物療法に関する意識調査—実践への提言に向けた検討
湯崎野 彩香
1
,
早川 樹里
1
,
穴澤 愛理
1
,
豊田 資史
1
,
村山 明彦
1
1群馬医療福祉大学リハビリテーション学部理学療法専攻
pp.882-885
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201316
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要旨 本研究の目的は,介護者(施設の介護職員)と将来の介護・治療者(リハビリテーション学部で学ぶ学生)に対して認知症の非薬物療法に関する意識調査を行い,その結果を踏まえて実践への提言を行うことである.本研究の目的を遂行するために,介護職員と本学の学生を対象とした質問紙調査を実施した.その結果,認知症の非薬物療法においては,自らの専門性を活かしやすい項目を選択する傾向が認められた.実践への提言として,今後の認知症者の非薬物療法の計画と実践においては,多職種で知識を共有し合い個々の専門性を相互に理解して活用していくことの有用性を言及するに至った.
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