特集 今,子どもを看護する悩み
これからの小児看護に向けて—いくつかの提言
村田 恵子
1
1神戸大学医学部保健学科
pp.554-558
発行日 1997年6月1日
Published Date 1997/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905364
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
近年,子どもを取り巻く社会や医療環境が大きく変化し,これらに対応した小児看護のありかたが模索されている.
すなわち,小児人口の減少と養育環境の変化,小児医療の進歩と子どもの疾病動態や医療構造の変化,さらに子どもをめぐる法律や社会の動き,そして子どもにかかわる看護職者の変化の中で,小児看護のニードは高度化し,複雑化かつ多様化し続けている.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.