紹介
日本リハビリテーション発祥地記念館を訪れて
木村 英司
1,2
Eiji Kimura
1,2
1社会医療法人厚生会木沢記念病院総合リハビリテーション部
2公益社団法人岐阜県理学療法士会学術局教育部
pp.1141-1143
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201073
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はじめに
1965年に理学療法士法が公布された当時,筆者はまだ生まれていない.当時についてはリハビリテーション医学や理学療法の歴史においていくつか報告があり1,2),外国の状況3)や日本における療法士の軌跡4)などを読み,知ることができる.
1949年に日本最初の労災病院である九州労災病院が福岡県北九州市で開院した.同院は2011年に新築移転し,現在元の病院の跡地には「日本リハビリテーション発祥地記念館」が開設し,館内には理学療法の黎明期を支えたリハビリテーション機器が展示され,時代背景を肌で感じることができる.
今回,筆者はこの記念館を訪れ,リハビリテーション医療に携わる者として,強く使命感を感じることとなった経緯を紹介したい.
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