トピックス
野口英世記念館の胸像除幕
長谷川 泉
1
1医学書院
pp.492
発行日 1980年7月25日
Published Date 1980/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205736
- 有料閲覧
- 文献概要
財団法人野口英世記念会の記念館は現在二つある。東京都新宿区大京町にある施設と,生家が保存されている福島県猪苗代町三城潟に生家と隣接して建設されたものとである。6月28日,後者の入口に新しい野口英世の胸像が建てられ,その除幕式が行われた。
新胸像は日展評議員の彫刻家伊藤五百亀氏の苦心の制作になるもの。伊藤氏は多摩美術大や東京教育大で教鞭をとったことのある芸術院会員故吉田三郎氏の愛弟子で,野口英世博士の世界的業績に心酔している一人。その胸像には人間野口英世の風貌が力強く,しかも親しみ易く刻まれている。
Copyright © 1980, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.