臨床実習サブノート 臨床実習で患者さんに向き合う準備・8
脳性麻痺
松井 伸子
1
Nobuko Matsui
1
1専門学校東京医療学院
pp.1135-1142
発行日 2015年12月15日
Published Date 2015/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200414
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はじめに
実習施設として小児施設は極端に少なく,また症例として脳性麻痺(cerebral palsy:CP)児を担当する頻度は脳血管障害や変形性関節症などと比べるとはるかに低いと思われる.とはいえ,一般病院や大学病院,クリニック等でも小児を対象にした理学療法は行われているので,学生がメイン症例として担当しなくても小児疾患とかかわることは考えられる.
CPは小児疾患のなかで理学療法士が最も多くかかわる疾患であるため,本稿では臨床実習の前準備として学生が臨床実習に向き合やすいよう,知っておいてほしい項目について整理する.
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