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編集後記
永冨 史子
pp.586
発行日 2015年6月15日
Published Date 2015/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551200252
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今年も半分が過ぎようとしています.カレンダーを眺めながら,月日の経つのは本当に早いなあと感じています.
今月の特集は,「急性期からの理学療法」です.現在,個々の病院や施設は,病期別・機能別に役割と診療報酬体系が定められています.一方,患者さんの病態としての「急性期・回復期・生活期」と,それに対応する理学療法・リハビリテーション・医療は,「今日から回復期」などという期間で区切られる質のものではありません.急性期病態に対し理学療法を開始する時期から自宅環境情報を得て,福祉用具や在宅サービスの手配を考える,そのようなことは臨床では日常的です.リハビリテーション専門職としての理学療法士の頭の中は「急性期から」の表現が合致する,そう考え,テーマとしました.
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