とびら
「全体」を診る視点
長野 聖
1
1大阪府立看護大学医療技術短期大学部
pp.385
発行日 2002年6月15日
Published Date 2002/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551106048
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「地域リハビリテーション」という言葉が聞かれるようになって久しく,地域になんらかの形で携わる理学療法士(PT)の数は増加しています.世の中のリハビリテーションに対するニーズも,病院だけでなく地域にも目が向けられているようになっています.しかしながら,地域で行う理学療法に目を向けると,PTがどのようにこれらを推進し,寄与していくのかについては手探りの状態であり,地域の中でPTの役割を確立することが急務の課題であると思われます.そこで,地域保健・医療にかかわりが深い公衆衛生学を通して,地域リハビリテーションにおけるPTのあり方について勝手ながら述べさせていただきます.
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