書評
対話する医療—人間全体を診て癒すために
西村 ユミ
1
1首都大学東京
pp.629
発行日 2018年7月10日
Published Date 2018/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201029
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対話そのものを大切にする医療のありようとは
病む者の苦悩をどこまで理解できているのか
「病いを抱えて生きるその人の苦悩を,私はどこまで理解できているのだろうか」
あとがきにあるこの言葉を読むと,看護職である私が自らに問いかけているように思ってしまう。あるいは,病いを患う人に手を差しのべようとする全ての専門職,いやすべての人々に通じる問いともいえる。
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