TREASURE HUNTING
自身の「障害受容」経験をバネにして―白川康彦氏(白川ソフトケア治療院)
編集室
pp.859
発行日 1998年11月15日
Published Date 1998/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105184
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今月は久しぶりに,地域で自営されている理学療法士・白川康彦氏にご登場していただく.白川氏は昭和29年(1954年),広島県福山市生まれの43歳.あん摩マッサージ指圧師免許,鍼灸師免許を取得したあと理学療法士資格に挑戦,免許を得て昭和54年に社会保険広島市民病院に入職,12年間にわたり施設内リハビリテーションに従事したあと開業されたというから,すっかり油の乗り切った働き盛りの理学療法士というところだろう.
氏が広島県深安郡に白川ソフトケア治療院を開設して7年になる.地域社会のなかでひとりで暮らす住民の立場にたって再出発を決意,瞬く間の7年間だったと述懐されていることからすると,種々のご苦労を重ねながらも,中身の濃い,やり甲斐に満ちた地域活動を展開されてきたことが想像されよう.
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