ろんせつ
重度重複障害児と母子関係
大西 彩子
1
1(財)倉敷中央病院リハビリテーション科
pp.922
発行日 1997年12月15日
Published Date 1997/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104910
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1994年8月,本院のNICU(新生児集中治療室)に2人の新生児が相次いで入院した.
Aちゃん.近院産科にて在胎39週,3,068g,胎児切迫仮死,羊水混濁,臍帯巻絡にて吸引分娩で出生した.重症仮死のために挿管され,意識障害(昏迷状態)が遷延し,低酸素性脳症による脳幹機能障害と診断された.日齢13日より機能訓練を開始した.
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