Japanese
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講座 物理療法・5
低出力レーザー機器とレーザー療法
Physical Modatilies. 5: Low Power Laser Apparatus and Laser Therapy
田口 順子
1
Yoriko TAGUCHI
1
1神奈川リハビリテーション病院理学療法科
1Department of Physical Therapy, Kanagawa Rehabilitation Hospital.
pp.769-773
発行日 1993年11月15日
Published Date 1993/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103867
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Ⅰ初めに
ルビーの結晶やヘリウム(He)・ネオン(Ne)ガスで誘導,発振された人工光線はLight Amplication by Stimulated Emission of Radiation(放射の誘導放出による光の増幅)の頭文字をとってLASER(レーザー)と呼ばれるようになった.
レーザーは今世紀最大の発見と言われ,アメリカのMainman THが1960年にルビーを媒質として発振に成功し,それから僅か30年しか経っていない.にもかかわらず夢の光としてあらゆる領域への応用が期待され,今やレーザーの無い世界は考えられないほどに発展しその進歩には目を見張るものがある.レーザーは工業用の大出力のものからレーザーポインターのように直視できる小出力のものまで,その出力はさまざまである.
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