Q & A
低出力レーザー治療器の長期使用による副作用について
濱出 茂治
1
1金沢大学医学部保健学科理学療法学専攻
pp.440
発行日 1998年6月15日
Published Date 1998/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105093
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Q 物理療法スーパーライザー,レーザーを実施していますが,副作用を心配しています.アレルギーなど,長期使用に伴う危険性はないのでしょうか?(Ⅰ生/長野県)
A 物理療法で用いられる低出力レーザー治療器は,主に気体を媒体としたHe-Neレーザー,半導体のgallium-alminum-arsenide laserがよく知られている.これらのレーザー波長はほとんど近赤外線と近似している.最近,臨床領域でよく使用される治療装置として,スーパライザー(東京医研製)がある.この装置はレーザー光ではないが,光ファイバーを使って直線偏光させるもので,基本的にレーザー光と近似している.出力は1,800mWと非常に高く,加熱作用が強い.
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