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特集 脳卒中
脳卒中患者の外泊訓練について
Stroke: Weekend Home Stay Training Program for Stroke Patients
沢 志津枝
1
,
松ケ谷 洋子
1
,
深水 清
1
,
大島 美生
1
,
池田 雄三
1
,
木塚 啓子
1
Shizue SAWA
1
,
Yohko MATSUGAYA
1
,
Kiyoshi FUKAMIZU
1
,
Mio OHSHIMA
1
,
Yuuzoh IKEDA
1
,
Keiko KIZUKA
1
1耳原鳳病院理学診療科
1Department of Physical Medicine Mimihara-Otori Hospital.
pp.27-32
発行日 1992年1月15日
Published Date 1992/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103426
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Ⅰ．初めに
脳血管障害により障害をもった患者が，退院後の生活を安定して送るためには，①患者の能力，②家族の介護能力，③家屋構造などの互いに関連し合う条件を十分に把握し，退院後の生活の設定を入院中に行なうことが必要である．当院においては，自宅退院へのアプローチの最終的な評価として試験外泊を位置付けて取り組んでいる．
以下に，当院における試験外泊のシステムを紹介し，その目的と条件について事例を含めて報告したい．
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