研究と報告
ターミナル時における外泊の有効性
黒田 晶子
1
,
久原 暁子
1
,
面田 治子
1
,
薗 智子
1
,
植林 みどり
1
,
三笠 桂一
2
,
堅田 均
2
,
古西 満
2
,
前田 光一
2
,
福岡 和也
2
,
佐々木 義明
2
,
成田 亘啓
2
1奈良県立医科大学付属病院
2奈良県立医科大学付属病院第2内科
pp.1203-1207
発行日 1988年12月1日
Published Date 1988/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922154
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はじめに
私たちは,末期癌患者をケアしていく中で,患者から家に帰りたいという希望を聞くことが少なくない.しかし,ターミナルケアにおいて外泊の有効性を検討した報告はない.
そこで今回,私たちは,ターミナルケアにおいて,外泊が患者に対し,身体的・精神的にどのような効果をもたらすのか検討したので報告する.
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