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特集 理学療法処方をめぐって
私たちの理学療法部における処方についで
Physical Therapy Prescription: Prescription in our Physical Therapy Department
山本 博司
1
Hiroshi YAMAMOTO
1
1高知医科大学整形外科・附属病院理学療法部
1Department of Orthopedics and Physical Therapy, Kochi Medical School.
pp.678-680
発行日 1991年10月15日
Published Date 1991/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103359
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Ⅰ.初めに
リハビリテーション処方の在りかたが論議されている.リハビリテーション処方は,薬剤の処方箋ともX線撮影指示書・臨床検査指示書とも本質を異にするものである.医療の責任者が意思決定を医療供給の一員に伝える指示書という面からは共通であっても,リハビリテーション医療が患者の精神・身体・社会面を広く総合アプローチをするものである限り,他の医療面での処方とは大きく異なっている.総合的人間的アプローチであるだけに,リハビリテーション処方の在りかたが余計に難しいのかもしれない.私たちの日頃のリハビリテーションの取り組みを紹介しつつ,この問題について考えてみたい.
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