特集 理学療法処方をめぐって
座談会/理学療法処方をめぐって
加藤 良夫
1
,
半田 一登
2
,
林 義孝
3
,
吉尾 雅春
4
,
山本 和儀
5
,
土肥 信之
6
,
奈良 勲
7
1栄法律事務所
2九州労災病院リハビリテーション部
3大阪大学医学部附属病院理学療法部
4協和会病院理学診療科
5大東市保健医療福祉センター
6藤田保健衛生大学リハビリテーション科
7金沢大学医療技術短期大学部
pp.664-677
発行日 1991年10月15日
Published Date 1991/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103358
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本誌の前身「理学療法と作業療法」で,「PT・OTの処方をめぐって」と題した座談会が企画された.それから18年が経過した今,その企画を繰り返してみる.しかし,その間の理学療法の発展には目まぐるしいものがある.対象疾患の拡大,医療機関外での活動,診療報酬体制の変革,教育システムの進歩などである.また,リハビリテーション医療の普及により,一昔前より理学療法に関する医師の認識も高まってきた.つまるところ,処方をめぐる課題は,その形式や権限ではなく,それに関係する専門家の水準を反映しているのかもしれない.
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