特集 理学療法処方をめぐって
理学療法処方を考える
理学療法士として処方に望むもの
岡崎 秀明
1
1東北厚生年金病院中央リハビリテーション部
pp.681-683
発行日 1991年10月15日
Published Date 1991/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103360
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1.初めに
われわれ理学療法士は,医師からの処方に基づいて患者に理学療法を行なっている.その処方について理学療法士の立場から希望を述べるとすれば,私は次の二点を挙げたい.
①必要な情報が,処方箋に詳細かつもれなく記載されていることが望ましい.
②処方内容について,評価会議や回診など何らかの形で,理学療法士も交じえて検討される場が定期的にもたれることが望ましい.
大筋としてこの二点が満たされれば,理学療法士の業務も非常にスムースに遂行可能になると考える.
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