PT最前線
少年の思いを貫いて,‘太陽’へ―地域リハビリテーションの魁の地へ 高橋寛氏/<証言>唯一無二のパイオニア
森永 敏博
1
,
本誌編集室
1京都大学医療技術短期大学部
pp.426-427
発行日 1991年6月15日
Published Date 1991/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103296
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「医師が軸になり,理学療法士が,看護婦が,ケースワーカーがしゃべり,最後に患者さんが呼ばれて指示を受ける.何か本末転倒しているように思った.業者の人は,これこれ作りなさいと言われる.物を作ることの大変さを無視されているな,と.病院では先生が通って,後に私たちも付いて行って,患者さんがそれをよけて歩く.そういうのがあんまり気に入らなかったんです.」高橋少年の目は,障害者の目が生きている,そういう所を探していた.
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