症例報告
肩腱板広範囲断裂形成術後の理学療法―Patte法術後の2症例における検討
山岸 茂則
1
,
北本 亮一
2
Yamagishi Shigenori
1
1飯山赤十字病院リハビリテーション科部
2鶴岡協立病院整形外科
pp.608-611
発行日 2003年7月1日
Published Date 2003/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100857
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Patte法1)は腱板広範囲断裂,特にglobal tearを適応としている.当院ではMcLaughlin法や僧帽筋移行術で修復が不可能な症例に対して行っている(図1).
本法における理学療法・術後成績の報告は非常に稀である.今回,Patte法術後の理学療法を経験したので,その理学療法上の特異性および術後成績を報告する.なお,今回報告する2症例とも肩甲下筋移行を併用している.
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