とびら
臨床実習雑感
村瀬 雅敏
1
1宮城中央病院
pp.1
発行日 2006年1月1日
Published Date 2006/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100231
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臨床実習で学生を指導していると,その学生と過去の自分自身の姿とがオーバーラップして,スーパーバイザーに指導された事柄や実習中に担当した患者さんの事柄などが思い起こされることがあります.臨床実習を受ける時期は理学療法士に対する夢と希望と,臨床実習に対する言葉では言い表せない不安とが入り乱れていた時期であったように思い出されます.まさに臨床実習は学生にとって一大イベントであるとつくづく感じさせられます.ところで,毎日の忙しい臨床活動の中で,学生にどのような臨床実習を行ってゆけば良いのかを悩んでいらっしゃるスーパイバイザーの先生はいらっしゃいませんか?
臨床実習におけるスーパーバイザーの方法論と役割などについて,いろいろなご意見があると思いますが私見を述べたいと思います.
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