増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス
15.細胞診の日常染色法
パパニコロウ染色
原田 弥生
,
川岸 克博
,
牛島 友則
pp.918-924
発行日 2001年6月15日
Published Date 2001/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905931
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目的
パパニコロウ染色(Papanicolaou stain)は細胞診の基本的な染色法であり,上皮性細胞の形態観察用に考えられた染色である.特徴としては以下の5点が挙げられる.
(1)アルコールによる湿固定のため,クロマチンの染色性が良好である.
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