増刊号 病理組織・細胞診実践マニュアル
第III章 細胞診
2.検体
3)検体の受付と処理
c)染色法[1]パパニコロウ染色
照井 仁美
1
1慶應義塾大学病院婦人科病理
pp.197-198
発行日 1998年6月15日
Published Date 1998/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903497
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1.目的
パパニコロウ(Papanicolaou)がShorr染色を改良し,1940年,腟塗抹標本染色として発表してから多くの改良法が編み出された.パパニコロウ染色は細胞診断のための染色法で,癌の早期発見,確定診断に欠かすことのできない染色方法である.
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