増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス
14.特殊染色法
免疫染色のこつ
鴨志田 伸吾
,
堤 寛
pp.910-915
発行日 2001年6月15日
Published Date 2001/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905930
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はじめに
酵素抗体法が,病理学,細胞診断学,血液学といった形態学の領域において果たす役割は大きい.再現性かつ特異性に優れ,しかも美しい免疫染色標本を提供することは,臨床検査技師の使命の1つである.そして,この技術そのものが正確な形態学的診断に結びつくことを常に念頭に置くべきである.本稿では,免疫染色に関するコツや具体的な注意点を述べる.
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