増刊号 臨床生理検査実践マニュアル画像検査を中心として
Ⅴ.眼振電図検査法
3.検査の実際 2)症例—画像の読みかたとその病理
古屋 信彦
1
1帝京大学医学部附属市原病院耳鼻咽喉科
pp.285-294
発行日 1995年4月15日
Published Date 1995/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902376
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はじめに
電気眼振計(electronystagmograph;ENG)は角膜,網膜間に存在するわずかな電位差を増幅し,目の位置を記録する器械であるが,以下に示すような特徴を持っている.
(1)目の動きを量的に記録できる.
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