増刊号 臨床生理検査実践マニュアル画像検査を中心として
Ⅳ.無散瞳カメラによる眼底検査法
3.検査の実際 検査の進めかた
金上 貞夫
1
1帝京大学医学部眼科学教室
pp.257-262
発行日 1995年4月15日
Published Date 1995/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902371
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無散瞳眼底撮影はその写真によって結果を判定するものである.したがって撮影は正確に行われなくてはならない.写真には目的の部位を拡大して細部がわかるようなシャープなピントと反射などアーチファクトを除くことが要求される.35mmフィルムで撮影するときは,撮影結果がわかるまで数日を要する.失敗したときには再撮影ができないことが多いので,その取り扱いに熟練しなければならない(図1).
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