増刊号 臨床生理検査実践マニュアル画像検査を中心として
Ⅵ.重心動揺検査法
3.検査の実際 1)検査の進めかた
宮田 英雄
1
1岐阜大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.305-311
発行日 1995年4月15日
Published Date 1995/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902379
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前処置
(1)被験者に検査の内容すなわち,めまいに伴うふらふら(身体動揺)の有無,程度の把握,障害部位の推定をするものであることなどを詳しく説明することが大切である.これは,まず最初に医師が説明しておき,実際に検査する前にもう一度確認すると同時に,きつく痛い検査ではないから安心して検査を受けるようにと話すことが望まれる.
(2)重心動揺計の検査台上に被験者を乗せる前に器械の主電源を入れておく.
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