トピックス
血友病の遺伝子解析
大岩 道明
1
1三重大学医学部第二内科
pp.178-179
発行日 1994年2月1日
Published Date 1994/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901816
- 有料閲覧
- 文献概要
血友病Aは血液凝固第Ⅶ因子(F Ⅷ)の欠損,異常により,血友病Bは第Ⅸ因子(F Ⅸ)のそれにより,ともに重篤な出血症状を呈する伴性劣性遺伝性疾患である.最近,F Ⅷ,F Ⅸの遺伝子が単離され,DNAレベルで血友病の病態が解明されつつあるので,その現状を述べる.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.