技術講座 生化学
生化学自動分析装置における反応タイムコースの活用
藤本 一満
1
1倉敷芸術科学大学生命科学部生命医科学科
pp.1234-1239
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208535
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Point
●反応タイムコースは分析中の反応状態を吸光度変化として捉えることができ,異常反応検出に役立ちます.
●反応タイムコームを活用するには,各項目の正常な反応タイムコースを覚えておくことが重要となります.
●反応タイムコースで検出できる異常反応には,検体由来,装置由来,試薬由来,メンテナンス由来などがあります.
●反応タイムコースで異常反応を検出できる仕組みを自動分析装置に設定し,正確な値を出せる方法を構築しておくことが大事です.
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