感染症の検査法 Ⅲ 検査法各論
[5]培養法
A 検体別培養法
5)膿汁
村瀬 光春
1
1愛媛大学医学部附属病院検査部
pp.746-750
発行日 1989年5月15日
Published Date 1989/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205035
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膿汁は微生物の侵入に対する生体防御反応の結果の生成物であり,膿瘍や蜂窩織炎などの化膿性疾患において認められる.そして細菌検査室では,これらの病巣中から原因菌を的確に検出することが必要である.
本稿では膿汁からの原因菌を検出するための培養法を記述する.
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