おかしな検査データ
X-R管理図が発見したエステル型コレステロール用硫酸の異常
伊沢 江利子
1
,
大場 操児
1獨協医科大学病院中央臨床検査科
pp.270-272
発行日 1982年3月1日
Published Date 1982/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202468
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今日,エステル型コレステロールの酵素測定法は多く利用されているが,Zak-Henly変法は,ステップ操作が多いにもかかわらず測定時に安定した結果が得られ,管理しやすい検査法の一つと考えている.
本院のX-R管理図方式は,管理用検体として自家製プール血清,モニトロールI,IIの3種類を用い,それらの測定値に,標準液の吸光度も精度管理法の一つとして管理図表に記入している.
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