ノモグラム・6
コレステロールエステル比の求め方
水野 映二
1
,
青木 志津子
1
1東京・虎の門病院臨床生化学検査部
pp.533
発行日 1970年6月15日
Published Date 1970/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906803
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求め方 ジギトニソー塩化鉄法(北村元仕他:臨床化学分析III,東京化学同人)で求めた総コレステロール(T.C)および遊離型コレステロール(F.C)(総コレステロールの2.5倍の抽出液を用いる)の吸光度をおのおのの目盛りにそって移行し,その交点を得,それをさかのぼると求めるエステル比となる.エステル比=T×2.5-F/T×2.5×100(%)
注意 エステル比60%以下,80%以上の値は求められない.単位のとり方を変えるこによってはTC, FCの濃度からでも求められる.なお,吸光度の交点の角度は一定であるから,図に示す*印太線の角度をもった定規を透明なセルロイドで作って,T, CとF.Cの吸光度の交点にあてて使用するとさらに便利になる.
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