技術講座 生化学
骨型ALP測定法
下田 綾
1
,
前川 真人
2
1浜松医科大学医学部附属病院検査部
2浜松医科大学医学部臨床検査医学
pp.1382-1388
発行日 2014年12月1日
Published Date 2014/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200034
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Point
●骨型アルカリホスファターゼは,骨粗鬆症の診断に欠かせない検査項目の一つです.
●アガローズゲル電気泳動法ではノイラミニダーゼ処理とプロテアーゼ処理の2つの前処理が必要です.ノイラミニダーゼ処理は肝型ALPと骨型ALPを分離し,プロテアーゼ処理は骨型ALPと一部の小腸型ALPを分離します.
●免疫学的測定としてCLEIA法が多く用いられるようになり,感度・特異度が向上し,短時間で結果を得ることができるようになりました.
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