Laboratory Practice 〈病理〉
バーキットリンパ腫とMYC検索の簡便化
畑中 佳奈子
1
1北海道大学病院病理部
pp.480-482
発行日 2013年6月1日
Published Date 2013/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543103949
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はじめに
バーキットリンパ腫(Burkitt lymphoma,BL)は成人では比較的まれであるが,小児では非ホジキンリンパ腫の25~40%を占める高悪性度のB細胞性リンパ腫である.早急な,そして的確で正しい病理診断が治療には不可欠である.
本稿では,BLを解説するとともに,その診断の一助となりうるMYCの免疫組織化学(immunohistochemistry,IHC)検索に関して解説する.
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