連載 病院めぐり
東京都立大塚病院
阿部 史朗
pp.1169
発行日 2004年9月10日
Published Date 2004/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100611
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東京都立大塚病院は,昭和4年6月に東京市立大塚病院として内科,外科,皮膚科,産婦人科の4科で開設された.その後,都制が施行されて,昭和18年7月に東京都立大塚病院と改称された.昭和32年8月には総合病院となったが,昭和55年7月に改築のため事業はいったん休止した.その後,工費187億円をかけて改築され,昭和62年10月に248床で1次開設,平成元年4月に500床で全面開設となった.平成7年には東洋医学外来を,平成15年4月には女性専用外来を開始した.
重点医療として母子医療,膠原病系難病医療,リハビリテーション医療および障害者医療を掲げている.母子医療については,産科病棟のほかにNICU,GCUが当初は小児科の一部としてつくられた.のちにNICU,GCUは新生児科として小児科から独立した.
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