連載 病院めぐり
東京都立荏原病院
前田 光士
pp.1134
発行日 2000年9月10日
Published Date 2000/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904141
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東京都立荏原病院は東京都の西側の神奈川県近くに位置し,田園調布医師会の真ん中に設立されている.当院は明治31年7月に世田谷村立隔離病舎として設立され,昭和7年10月に東京市立荏原病院となった.昭和9年4月に現在地の大田区東雪谷に新病院を建設し,昭和18年7月に都政施行に伴い東京都立荏原病院となった.昭和30年2月に普通科診療を開始した.平成2年6月には病院の改築のため診療休止となり,平成3年10月から改築工事が着工となった.平成6年7月に工事が竣工し,同年10月3日よりまったく新しく再開院し診療を開始,平成8年4月には全面開設し現在に至っている.
病院規模は500床で,診療科目は内科,神経内科,精神科,小児科,外科,整形外科,形成外科,脳神経外科,皮膚科,泌尿器科,産婦人科,眼科,耳鼻咽喉科,リハビリテーション科,放射線科,麻酔科と歯科の17科の診療を実施している.また,夜間と日曜・祝祭日は,精神科,産婦人科,小児科,脳神経外科,外科,神経内科,内科と混合外科の8科が第2次救急を担っている.
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