増刊号 包括医療と臨床検査
第2章 各論―疾患の診断治療のために最小限必要な検査
33.慢性白血病
奈良 信雄
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1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科全人診断治療学講座臨床検査医学分野,医歯学教育システム研究センター
pp.1137-1143
発行日 2003年9月15日
Published Date 2003/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101587
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はじめに
慢性白血病には,慢性骨髄性白血病(chronic myelocytic leukemia;CML)と慢性リンパ性白血病(chronic lymphocytic leukemia;CLL)の2つの病型がある.欧米に多いCLLはわが国には少なく,慢性白血病としてはCMLが大多数を占めている.
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