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リウマトイド因子測定値の施設間差
吉田 浩
1
,
今福 裕司
1
1福島県立医科大学臨床検査医学講座
pp.553-554
発行日 2004年6月1日
Published Date 2004/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543101253
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リウマトイド因子(rheumatoid factor,RF)はリウマチ因子とも呼ばれ,関節リウマチ(rheumatoid arthritis,RA)などの膠原病疾患診断のために古くから用いられている代表的自己抗体である.
RFは抗原と結合したIgG抗体や加熱などにより変性したIgGのFc部分に存在する抗原(エピトープ)と反応する抗体で,通常の検査法で検出されるものはIgMクラスに属する.
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