今月の主題 自己抗体・最近の動向
精度管理調査からみた現状と問題点
リウマトイド因子
吉田 浩
1
Hiroshi YOSHIDA
1
1福島県立医科大学臨床検査医学講座
キーワード:
リウマトイド因子
,
精度管理調査
,
基準値
Keyword:
リウマトイド因子
,
精度管理調査
,
基準値
pp.503-507
発行日 1997年5月15日
Published Date 1997/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903308
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
リウマトイド因子(RF)測定に関するわが国の現状と問題点について,日本医師会で行ってきた精度管理調査成績を中心に述べた.測定法については定量法が増えており,半定量法は減少している.定性法については,原血清法を用いている施設が,多くみられている.施設間差の改善が求められているが,種々の問題があり,メーカーとユーザーの,より緊密な協調と努力があれば改善がみられよう.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.