今月の主題 抗体蛋白
技術解説
リウマトイド因子
吉野谷 定美
1
Sadayoshi YOSHINOYA
1
1東京大学医学部臨床検査医学
キーワード:
リウマトイド因子定量測定
,
比濁法
,
比ろう法
,
TIA法
Keyword:
リウマトイド因子定量測定
,
比濁法
,
比ろう法
,
TIA法
pp.701-704
発行日 1995年6月15日
Published Date 1995/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902510
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リウマトイド因子(RF)検査法はRAテストと呼ばれた半定量法から,比濁法,比ろう法,TIA法を主体とする定量測定に移行しつつある.この定量測定法は施設間差が20~40%と大きいため,医療機関相互の患者の受け渡しや情報交換に際し不都合をきたしている.同一医療施設内においては安定した再現性を有するので,慢性関節リウマチやその他の自己免疫疾患の活動性を評価したり,薬物の臨床評価に用いることができる.〔臨床検査39:701-704,1995〕
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