学会印象記 第30回電気泳動学会春季大会
二次元電気泳動法の実用化へ
島尾 和男
1
1東京医歯大・教養部
pp.1058
発行日 1980年9月15日
Published Date 1980/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542915572
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第30回電気泳動学会春季大会は6月6,7の両日,大会会長東京学芸大学生物学井上勤教授主宰の下に,例年と同じ野口英世記念会館で開催され,大会会長の企画による2題の教育講演と一般演題53題の発表が行われた.
教育講演は第1日及び第2日の午後のはじめに行われ,第1日は平林民雄(筑波大学生物科学系)による"筋肉の多形性蛋白分子と電気泳動法"で,細胞分化研究の手段としての筋蛋白の多形性の解析の研究成果と,電気泳動法のこの分野での有効性についての御自身の実験装置による成果を交えての講演で,参考となること大なるものがあった.
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